成長科学協会の公開シンポジウムへ参加してきました
テレビなどでもお馴染みの坂本真樹先生
オノマトペ(擬音語と擬態語の総称)で痛みの程度などがわかるシステムの開発をされているそうです。
「ズキズキ痛い」や「ズキッと痛い」などがどんなものかグラフで出てくるようになったら凄いですよね
九州大学の橋彌和秀先生
「他者の痛みを感じるこころの発達とその基盤:共感性を手掛かりに」
という何やら難しい題目でしたが、とても面白かったです。
他者の痛みはわからないという前提で、他者の痛みに思いを至らせる。人には言葉があるので、できること。
若年性線維筋痛症の子どもの痛みがわからない・・わからなくて当たり前なんです。
けど、わかろうとすることはできる
最後に日大麻酔科の加藤実先生
もんの凄く勉強になりました。
子どもの痛みには、作業療法、理学療法が不可欠。
(薬を飲んで寝ていたら、そのぶん治癒が遅れる・・)
医師、心理、理学療法、作業療法などのチーム医療飲んで病院を選ぶこと
薬剤を使用する時は、しつこいくらいにその薬剤の目的、作用について医師、薬剤師に聞くこと。(教えてくれないようなら医師を変えてもいい)
薬は痛みを消すために使うのではなく、痛くても動けるようにすることを目的にしていく。その動けたという成功体験積み重ねて行くこと。
子どもは元気になっていくもの。
そして、最後に話された言葉
原因不明の持続性の痛みのほとんどが、筋肉によるもの。(筋筋膜性)
それを治すのには、動かすしかない。
運動していくと脳の中で鎮痛物質を作ることができる。
体を動かしていくこと・・・大切ですね。