◇若年性線維筋痛症:病気の情報


若年性線維筋痛症とは、

原因不明の痛みと、慢性疲労がおもな症状で、

そのほかに

筋肉痛や頭痛、

睡眠障害(なかなか眠れなかったり、途中で目が覚めてしまうこと)や、

発汗過多、体温調節異常(低体温や発熱)、

自律神経失調症状など、

さまざまな症状をともなう病気です。

 

英語では、Juvenile Fibromyalgiaといいます。

病院の人たちは“ファイブロ”という言葉を使うかもしれません。

 

小児科や整形外科などを受診して、診察や検査を受けても、

一般的な血液検査や手足のエックス線や頭のCTMRI

いった画像検査では明らかな異常所見がみられず、

この病気の存在を知っていないと診断が難しい病気です。

 

 

全体の患者さんのおよそ3割には、

免疫の病気などの基礎疾患をもっていることがあります。